ウルすけの話せない雑世界

日頃、友人や家族と話したくても話せないニッチな話題、体験・経験、購入・使用、食べ物の感想レビューや読者の方の参考になるあらゆる記事を綴ります。

【MLB WS】第5戦は審判の3つの判定が勝敗に影響

アストロズが本領を発揮し、敵地で3連勝。逆襲王手です。

いやー流石です。

《ウルすけが考える第5戦アストロズ勝利の立役者》

先発コール

 今回のコールはキレッキレ。フォーシーム、スライダーのキレ良し。カーブで虚を突く。特に、決め球によく使っていたスライダー(カットボールも含む)は、内角(左打者)への食い込みと外角(右打者)への逃げ、高いボール位置からの高めストライクゾーンへの落ちといった場合分けで打者を打ち取っておりました。7回1失点の好投でしたね。内に秘めた闘志が伝わる投球でした。

アルバレス

 2回表のアルバレス先制2ランホームランは、打った方を褒めるべき。外角低めをスタンドまで持っていくなんて、これぞメジャーのバッターだなと思います。私は、マリナーズにいた頃の佐々木選手が、同じく外角低めのストレートを右中間スタンドへホームランを打たれた映像が頭に残ってて、それを思い出しました。

コレア

 4回表の2ランホームランは、この試合を決定づけたと私は考えます。打った瞬間にホームランと分かる完璧な当たりでした。

スミス

 シリーズ5試合中、3試合に中継ぎとして登板しているアストロズのサブマリン(右下手投げ)をナショナルズは打ち崩せません。反撃を断ち切っている影の功労者といった感じでしょうか。

 

このように、アストロズは投打がかみ合い、其々の選手が持ち味を発揮し3連勝。

この勢いでホームに戻るので、アストロズが断然優勢ですね。

 

さて、タイトルについて(前置きが長すぎました・・ごめんなさい_(._.)_)

この試合の審判の判定は、外角についてかなり厳しいor疑惑が残るものでした。

 

第一の疑問となった判定は、4回2アウト、ランナー1塁の場面のコレア選手の打席におけるカウント0-2(2ストライク)でナショナルズのロスが投じた外角のスライダーが「ボール」の判定。

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「ボール」判定となった場面の画像キャプチャー

その後、4球目にロスが投じた真ん中のスライダーを、コレアは見逃さずホームランを打ちました。

 

第二の疑惑の判定は、7回2死の場面でコールが投じた外角高めのスライダーが「ボール」判例で四球となったこと。

第三は、上記場面の次の打者に投じた外角の球が、それまでの外角判定からすると疑問になる「ストライク」判定で見逃し三振となり、ナショナルズは好機を逃す結果となったこと(打者のロブレスは「ボール」で四球と思い、一塁へ進もうとしました)。

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見逃し三振となった疑惑の外角「ストライク」判定。捕球時は赤丸の位置

第一と第三は、この試合の両チームの明暗を分けた重要な判定であったと私は考えます。

ま、審判には逆らえませんが(逆らえば即退場の恐れがある)、判定の一貫性がないなと思いました。これってビデオ判定できないのかな・・・できないか・・。

 

といった感じです。

審判の判定はさておき

正直なところ、少し興ざめしております。

あ、審判にではなく、3試合の結果に対してです。

点差が大きい、もしくはナショナルズ打線が点を取れずに3連敗したのは、

アウェイで2勝した時とちがうので。

アストロズが点をたくさん取るのは、大体予想できることだったのですが、こうも点差が開いた勝敗を見ると、実力差がはっきりと出ているので、あまり面白くないかな、と。

もしかしたらのことですが、DH制も関係するのかな。アストロズホームになると、投手は打たずに指名打者(守備にはつかなくていい投手の代わりの打者)を立てるのは、日本野球のパリーグで馴染みのある制度ですが。

あと、もう一つのもしかしたらですが、敵地(アウェイ)の方がファンの期待を間近に受けなくていい分、肩の力が抜けて集中できるのかなーとも考えてみたり。

要するに、第6戦はナショナルズが勝って第7戦までもつれて欲しいということを言いたいだけですが。このままの流れで終わってほしくない。後々語られるぐらいの激戦を勝手に期待するウルすけでした。