ナショナルズ、敵地で2勝!~MLBワールドシリーズ~
ウルすけです。
なんと一波乱。ナショナルズがアウェイで2連勝です!
ワールドシリーズにおいて、敵地2戦先勝の優勝確率は90%近くだそうです。
両チームとも2大勝ち頭を先発投手に起用した中での2勝は大きいですね。
残念ながら、シャーザーVSバーランダーの投げ合いは実現しませんでしたが、それでも期待していた通りの波乱。始まる前は大方アストロズ優勢というメディアの見方を覆しましたね。
ナショナルズの勝利の要因は何でしょうか?
私が動画ハイライトという少ない材料で考えた限り、
- チャンスの場面で一発狙いをせず、ヒットで得点
- 守備がしっかりしている(ヒット性の当たりの強い打球も好捕)
- 先発と後続投手の粘投
- 高め少し中寄りのフォーシームをホームラン(3選手以上)
このように考えました。
●チャンスの場面でのヒットは、2試合目の7回表ツーアウト満塁、追加点のチャンスの場面でのカブレラのセンター前ヒットを挙げます。試合を決定づけた得点だと私は思います。数点差では、アストロズ打線が追い付く可能性が高いですからね。
●守備は失点を増やす(悪い流れを助長する)エラーが少ないです。アストロズが1塁への送球ミスで相手に追加点と更なるチャンスを与えてしまう場面があったのに対し、ナショナルズはその場面が無かったように思います(エラー数はアストロズが1つに対し、ナショナルズが2つと多いのですが)。それに、守備が良いという印象を与えている選手が3選手ほど。
◇ショートのターナー
ヒット性の強い打球を好捕。送球もしっかりとしてアウトを取る。
◇キャッチャーのカート・スズキ
ピッチャーのショートバンドの投球も何度も前に落とし、後逸をしていませんでした。盗塁阻止の場面もありましたね。
◇セカンドのカブレラ
守備位置シフトをしていたこともありますが、ヒット性のライナーをキャッチ!
●1戦目シャーザー、2戦目ストラスバーグ共に、先発陣が強打線を相手に失投少なく(決め球を低めに)、ホームランなどの最少失点で抑えつつ粘り強く投げ、試合を壊さなかった。そして後続の投手もそれに続きました(ロドニー選手を中継ぎに起用しているのには驚きでした。本来、抑えとして他球団で活躍してきた実績のあるピッチャーのはずでしたが)。
対して、2戦目でのアストロズの2番手以降はナショナルズに追加点を許してしまいました(内野手のマズイ守備もありましたが)。
●高めのフォーシームをホームラン。これはアストロズの先発、コールとバーランダーが打たれていた球です。2戦目でのカート・スズキの均衡を破る勝ち越しホームランも高めのフォーシーム(ストレート)でした。他の数選手も同様のホームランでしたね。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=Q7fNAH9Qy8c
ウルすけが2連勝のキーマンになったと考える選手
【野手】
- ソト・・・4番としてシリーズ出塁6割超え。打点3で大活躍。10月25日で21歳になったばかりだが、チームの柱として存在感も十分。
- イートン・・・2番で打率5割。ホームランあり。あまり目立たないですが、とてもいい役割を果たしている選手です。2戦目7回、ワンアウト1・2塁の場面でバントを成功させたことが後打者の内野安打(?)による追加点の大事な一手となりました。
- カート・スズキ・・・キャッチャーとしての守備・リード、そして2戦目の勝ち越しホームラン。因みに、日系3世だそうです(私は、イチローの在籍していたマリナーズの同地区ライバルのアスレチックスの選手ということで知っておりました)。
【投手】
- シャーザー・・・やはりこの人。アストロズの強打線相手に、さらにワールドシリーズの重圧のかかる試合において、先発として5回を投げ切り、最少失点で勝利投手となりました。エース級かつベテランのピッチャーだからこそ、ノックアウトされ、負け投手となるとチームのムードが下がりますので、勝利を得たことが大きい。
- ストラスバーグ・・・同じく先発から。初回に甘いコースへの変化球で2ランホームランを浴びましたが、その後は6回まで得点を許さず。ナショナルズの2大先発での勝利は大きい。
といった感じですね。
さ、26日からはナショナルズのホームでの3連戦です。ホームの後押しで一気に優勝を決めるのか、それともアストロズが巻き返すのか。楽しみです。
ウルすけ的には、継投のタイミングと中継ぎ投手の調子が試合のポイントになるのではないかと。どちらも強打線。しかし、中継ぎ投手に関しては、今のところナショナルズに軍配が上がっているので。
※ソト選手の年齢を修正。失礼いたしました。