CC・サバシアの引退、ヘルナンデスの退団に思う
サバシアの引退
ウルすけがイチローきっかけでMLBシアトル・マリナーズの試合をよく見ていた時に、クリーブランド・インディアンスで対戦相手として投げていた選手です。大きな体から投げる重そうなフォーシーム(ストレート)、チェンジアップ、スライダーが特長で印象深く、敵投手ながらも気になり、投球をよく見ていたのを憶えています。大きな体の割に少し繊細な一面があるな、と思っていたこともよく憶えていた理由です。
2008年にインディアンスからミルウォーキー・ブルワーズにシーズン途中で移籍し、プレーオフまで進んだ時のサバシアの楽しそうな顔、2009年にニューヨーク・ヤンキースに移籍し、優勝の立役者となった時の強く鼓舞してる姿などを見て、私はこの選手が好きなんだなと。
ずっと陰ながら応援していた選手の一人がいなくなる。自分と重ね合わせ、もうそれだけの年月が経ったのだな、と感慨深くなります。
「長らくの冒険、お疲れ様」
と伝えたいですね。
ヘルナンデス(愛称:キング)のマリナーズ退団
マリナーズ一筋だったフェリックス・ヘルナンデスが去る。
彼の去就、気になります。
イチローを見ていた時に、同じチームの”キング”エースとして君臨していた彼の活躍ぶりが思い出されます。どんな強いチームにも向かっていく勝気なところ、勝気なだけではない投球の凄みや奮闘ぶりが好きでした。いつもユニフォーム上のボタンをはずしているのもトレードマークでしたね。
2012年のMLB日本開幕戦に先発として投げて健在さをアピールしている姿も憶えています。
引退ではないですが、ここ最近の成績の悪さからして衰えは隠せず、本当に移籍できるのか、移籍できても活躍できるのかが懸念されます。
ま、なにより、マリナーズの顔でもあったので、なんだかなぁと。
ヘルナンデス選手の去就には、栄枯盛衰を感じるのと、やはり時の経過を感じます。
サバシアの引退やヘルナンデスの退団、そしてこの記事にチラッと名前が出ている今年3月21日のイチローの引退会見。
私の歩みとともにあった、私の知っているMLBの時代に一つの終止符が打たれたのだな
そんな感傷に少し浸ってしまう出来事でした。