好きな漫画をざっと紹介3~三国志~
朝晩の冷えが出てきて、もう読書の秋が終わろうとしているので、少し急いで読書関係のことを書きたいなと思っているウルすけです。
今回は第3弾。
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これはもう、小学校や中学校の図書室にあれば、散髪屋にもあるような人気作ですよね。読んでいると、ハマってどんどん読み進めたくなる、古いながらも今も語り継がれる名作です。三国志ファンになるきっかけとなった本でもあります。
私は、コーエーゲームの『三國志Ⅳ』を友人の家でやっていたこともあり、合わせてその世界を楽しんでいました。あまりにもハマりすぎて三國志大辞典なるものまで御小遣いを使って買ったくらいですから(^^;
何がそんなに面白いの?と、女性を中心に訊かれるかもしれません。
まー・・ドラマですよね。勿論、紀元後1世紀後半から2世紀半ばにかけての大昔の物語なので、史実とは違って創作されている部分もあるでしょうが、そんな昔でも人間は色々な思いで戦乱の世を駆け抜けていったのだな、としみじみ。
それと、やはり人物ですよね。多種多様な人間が描かれていることが面白いのではないかと。
ということで
《好きなキャラ》
◇趙雲子龍
槍の名手。忠義に厚く、性格は実直で勇猛です。その最もたるエピソードである長坂波の戦いでは、劉備(主君)の子供(赤ちゃん)を抱きながら大軍の敵陣中を突っ切り、見事劉備の下へ子共々無事に生還しました。こんな家臣いたら本当にありがたいですよね。ゲームでも能力値がバランス良く高い、使い勝手のいいキャラでした。
三國志を語る上では欠いてはいけない重要人物。というより、三国志を作った人ですね。天下三分の計の発案者ですし。もし、孔明がいなかったら「三国志」にはならなかったかもしれません。
また、「泣いて馬謖を斬る」「三顧の礼」「死せる孔明、生ける仲達を走らす」など数々の有名な慣用句・ことわざも孔明に纏わるエピソードから来ています。それぐらい傑出した人物だったのでしょう。
戦略・戦術・知略・政治・外交・統率・天文・発明など、武力以外のあらゆる能力に長けているだけでなく、一度主君と仰いだ劉備に対する忠節心と自らを一番の権力者としないところ(謙遜)、規律に厳格なところも人を指揮するものとして、かなり素晴らしい人物だったと思います。
◇馬岱(ばたい)
馬超ではなく、馬岱というのは意外に思われるかもしれません。突出した人物ではありませんが、従弟として馬一族で唯一生き残り、馬超に連れ添った脇役も見逃せないな、と。馬岱自体のエピソードは少ないですがね。というより、いつ亡くなったかもわからない人物ですが、馬超死後と孔明死後も蜀のために戦い抜いたという点で評価されるべきでしょう。
最後まで共に戦ってくれる、現代に置き換えると、最後まで同僚あるいは仲間としていてくれるという人物は貴重かな、という意味で私はこういう人がいたらいいなという願望も含めて好きですね。
《好きな場面》
☆馬超 VS 許褚~31巻あたり~
馬超の勇猛果敢な戦いぶり。
これも馬超。豪傑張飛との龍虎の如き戦い。アニメーションにして数分以上観たい場面。
戦っているうちに夜が来て辺りが暗くなっても、松明をつけて戦おうとする戦い馬鹿なところも良いです。
赤壁の戦いに敗れた曹操が命辛々逃げる(退却)する中、関羽と出会う場面。関羽は以前の恩義に報いようとし、見逃します。
☆街亭の戦い(第一次北伐)~52巻~
所謂、「泣いて馬謖を斬る」という諺が生まれた戦い。人手不足の蜀が、おそらくもっとも魏を討つチャンスだったのではないかなと思えるぐらい、ストーリーとしては盛り上がりました。寵愛する部下の命令違反による大敗。惜しかったですね。
☆孫策の快進撃~11巻~
サブタイトル通りの孫策が揚州を制圧するところ。「快進撃」っぷりがいいですね。曹操も警戒し謀略を密かに仕掛ける程、孫策もまた英傑であったと思います。
《好きな言葉》
「ちょこざいくな」
雑魚を蹴散らすときによく用いられていた言葉で、「ちょ」をつけるところが好きでした。
ということで、思いのまま書いていたら長くなってきました。
今回は、三国志だけの紹介となってしまいました。
三国志を題材にした漫画は他にもありますが
小説も面白いですよ。
そして、ウルすけが三国志ファンには絶対読んで損はない、というより
面白いのでオススメするのは
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小説が嫌な方には無理に勧めませんが、そうでもなければ絶対読んでください。
北方さんが描く人間ドラマがとても素晴らしい。
ウルすけの数少ないお気に入り小説の一つです。ぜひ!
あ、今であれば、紙の本を買うより電子書籍の方がいいと思います。紙の本もいいのですが、スペースを取ったりして大変ですからね。